6月下旬オープン

温かさが溢れる社会を|従業員と共に成長する

「温かなまなざし、あたたかな言葉が溢れる国をこの会社から創りたい」

そう話してくれた、愛知県・江南市を拠点にする南天訪問看護ステーション代表の村瀬力真さん。

穏やかな口調の中に込められた、揺るぎない信念。村瀬さんの原体験、従業員への想い、そして会社が目指すストーリーを紐解きます。

8歳で出会った、「温かな大人」の存在

幼少期のケガで小学校3年生から6年間、リハビリをすることになった村瀬さん。そこでの人との出会いが人生を動かしていく。

「最初は近所の接骨院に通っていました。でも、そこの先生に『これからは理学療法士の時代だ。理学療法士になれ』と言われて。子供ながらに、その言葉を真っ直ぐに受け取ったんです」

早くも夢が決まったのは、まだ物心ついて間もない8歳の頃。しかし、村瀬さんを突き動かしたのは資格そのものへの憧れではなく、リハビリを通じて出会った大人たちの「あり方」だった。

「接骨院の先生は、一見すると無愛想でぶっきらぼうな方でした。でも、ふとした時に向けてくれるまなざしが、本当に温かかった。目の奥に体温を感じるような、そんな温かさです。そのほかに整形外科の先生も、理学療法士の方もそうでした。『こんな大人になりたい』。その安心感があったから、辛いリハビリも嫌にならずに続けられたんだと思います」

一方で、村瀬さんは子供時代に「大人の冷たさ」も経験したと言う。だからこそ、その対極にある温かな眼差しや言葉が、どれほど人の心を救い、前を向かせるかを肌身で知った原体験だった。

「自分でやる」と決めていた、社長としての覚悟
村瀬さんの祖父が売っていた当時のミシン。

村瀬さんの中に流れるのは、温かな理学療法士としての心だけではない。経営者としての自立心もまた、幼い頃から育まれてきたものだった。

祖父は金属会社を営み、全国を股にかけてミシンや家具を売るバイタリティ溢れる人物。父もその跡を継いだ2代目だった。

「母方の親戚も自営業が多く、従兄弟も起業していました。そんな環境だったので、将来は自分も事業をやるものだ、と迷いなく思っていました。30歳までには独立する。それが自分の中で決めたタイムリミットでした」

その決意を胸に、まずは医療人としての基礎作りに岐阜社会保険病院(現:JCHO可児とうのう病院)に飛び込み、1年目から急性期病棟で研鑽を積んだ。その後、別会社で訪問看護やデイサービス運営、セミナー事業を経験。その会社での社長との出会いが、村瀬さんを強くしていった。

「前の会社の社長には『お前は自分でやるタイプだ』と乗せられて(笑)。カバン持ちからはじまり、朝晩関係なく働き、多くの経験をさせてもらいました。でも、独立を考える中で、どうしても譲れない想いが出てきたんです。それは、自分の周りを幸せにする空間を、自分の責任で作る」ということだった。

「僕は自分の会社を経営するときには、仕事を楽しめる会社にしたいと思ったんです。社長からは『経営はそんなに甘いもんじゃない、ぬるい』と言われました。確かにその通りかもしれません。だからこそ、完全に自分の名の元で、全責任を負ってやりたい。そう思って、30歳で法人を設立しました」

自分を大事にし、相手を幸せにする。

南天訪問看護ステーションが大切にしている価値観に、「自分を大事にする」という考え方がある。一見、利用者様への貢献を第一とする医療職のイメージとは相反するように聞こえるかもしれない。しかし、そこには深い想いが。

「周りを大事にするためにこそ、まずは自分を大事にしなきゃいけない。そう気づいたんです。本当の意味で自分を愛するとはどういうことか。僕は、自分が人生を楽しみ、輝いている姿を見せることこそが、大切だと感じています」

村瀬さんはこれを「表裏」という言葉で表現する。

「相手が『表』なら、自分は『裏』。裏がしっかりしていなければ、表も成り立ちません。自分の状態をおろそかにしては、相手を幸せにすることはできないんです。だから、まずは自分が健康で、自分を愛していること。その上で、優先順位として相手を立てる。自分を犠牲にするのではなく、自分が満たされているからこそ溢れ出るもので貢献したいんです」

会社設立のときに強く願った「仕事を楽しむ」という想いも、村瀬さんの中に明確なものがある。

「僕にとっての楽しむとは、『一生懸命であること』なんです。釣りでも旅行でも、準備から全力で取り組む時が一番楽しいじゃないですか。仕事も同じです。慣れてくると『これくらいでいいか』と加減が分かってしまう。でも、自分の持てる力を出し切り続けなければ、能力は落ち、成長は止まってしまいます。今、この瞬間に全力を注ぐ。それが、僕の考える仕事の楽しさです」

変化の物語 ーあるスタッフの成長ー
開業当初、利用者様から送られた人形が事務所に飾られていた。利用者様への貢献が従業員を成長させる。

南天訪問看護ステーションでは、技術的な向上はもちろん、従業員の「心の豊かさ」も大切にしている。その姿勢が、あるスタッフの人生を大きく変えたエピソードがある。

「以前、うちに入ってきたスタッフがいました。最初は、こちらの言葉を素直に受け取れず、学びに対してもそれほど意欲的ではなかったんです。でも、利用者様と全力で向き合う中で、葛藤が生まれ、自分がどうなりたいかが明確になっていった」
村瀬さんはそのスタッフの変化を、目を細めて振り返る。

「徐々に言葉遣いや態度が変わり、驚くほど意欲的になりました。資格を取ったり、周りのスタッフからも認められていき、利用者様から『あなたに来てほしい』と言われる。その貢献の実感が、その方をさらに輝かせました。そういう変化をサポートできることが、経営者として何より嬉しいんです」

会社では、週に数回、有志での勉強会を行っている。そこでは単なる技術習得だけではなく、会社という場を通して、人としての成長も、従業員に果たして欲しいという想いがある。

「僕自身が、まだまだ未熟で、学び続けたいと思っているんです。だからスタッフには『教える』というより『共に良くなりたい』という感覚。一緒に学ぶことで、自分の軸と会社の理念を照らし合わせ、腹落ちさせていく。頭でっかちではなく、心で思っていることを言葉に乗せられるようになりたいんです」

この村瀬さんの「従業員と共に成長していく」という想いはインタビュー中に何度も感じられた。

温かな言葉、温かなまなざしの連鎖を、ここから生み出す。
名鉄布袋駅の南側にある拠点。ここから利用者様への「温かさ」は生まれている。

いまの会社での挑戦は、まずは目の前にいる利用者様の訪問から始まる。

「自分たちがいい状態で、温かな空気を持って利用者様のもとを訪ねる。そこで温かな言葉をかける。すると、その利用者様がご家族に対して優しくなれるかもしれない。その連鎖が、会社を越え、地域を越え、社会に波及していくと信じています」

もちろん、綺麗事だけでは済まない現実もある。
会社を存続させ、スタッフが自己実現するためには、利益を出し、会社を強くすることも不可欠だ。

「従業員のお給料を上げるというのも大事な目標です。お金が全てではありませんが、豊かさの手段にはなります。この会社で目指すのは、物質的にも精神的にも、本当の意味で豊かな人生を歩める場所です」

村瀬さんは、40歳という節目を迎えた。
これからは、自分自身のためだけでなく、次世代の成長を支援する人生にしていきたいと語る。

「南天という職場を、自分のなりたい姿を実現するための場所として使ってほしい。まだ仕組みは作っている途中ですが、しなやかに、変化し続けながら、一緒に歩んでくれる仲間を待っています」

インタビュー中、村瀬さんは出会った人々、家族、そして共に働くスタッフへの「感謝」を何度も口にしていた。その感謝の気持ちが、村瀬さんと会社が目指す「温かな言葉」、「温かなまなざし」の源泉なのかもしれない。


医療職として技術も磨きたい。そして、仕事を通して人としても成長したい。
そんな想いを持つ人にとって、南天訪問看護ステーションは、人生の新しい一歩を踏み出すにふさわしい場所になる。

東洋リハ株式会社(南天訪問看護ステーション)

仕事内容
・「温かなまなざし、言葉」を利用者様に届ける
・自らの「力」を出し切る、「一生懸命」という楽しさを追求

ともに、はたらきたい人
・利用者や家族、同僚に対して「温かなまなざし」と「温かな言葉」を向けられる方
・「共に、良くなりたい」という成長意欲がある方

雇用形態
正社員/パート社員(週一日の勤務よりOK)

募集職種
訪問看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

【給与・勤務時間・待遇について】
勤務地や最新の給与条件、福利厚生などの詳細なデータは、
下記リンク(法人公式ページ)にて公開しています。
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